手作りした化粧品に防腐剤を入れるならなにがあるの??水性化粧品編
化粧品などを手作りしていると
どうしても期間内に使い切れなかったりと
手作りのデメリットに直面したことがないですか??
冷蔵庫に入れて保管なのに入れ忘れてしまったり
しっかり消毒したつもりが
なぜか期間内にダメになっていたり…
毎回新しく作るのも大変ですし
できればもう少し使う期間が長かったら
うれしいですよね!!
そこで防腐剤として使用できる材料を
まとめていきたいと思います(^^)
今回は化粧水や美容液などの水性化粧品編です♪
防腐剤の種類
水性化粧品に使うことが出来る防腐剤は
以下のものがあります
◇ エタノール
◇ GES(グレープフルーツシードエクストラクト)
◇ 植物性抗菌エキスACE
◇ 1.2ヘキサンジオール
それでは、それぞれ簡単に説明していきたいと思います!!
エタノール
消毒液などでよく知られていますよね
防腐剤としての役割以外に、抗菌作用があったり
化粧品に清涼感を出したりと
幅広く使用することが出来ます
ほとんどの肌質は使用するのに問題がないのですが
敏感肌の方は刺激を感じる場合があるので
パッチテストを行ってから使用したほうがいいです
GES(グレープフルーツシードエクストラクト)
これはグレープフルーツの種から抽出した
自然でやさしい防腐剤です
サプリメントとしても注目されています
抗酸化作用や抗菌作用もあり
自然食品などでも使用されていますよ!!
柑橘系のアレルギーがある方などは
使用しない方がいいかもしれません
植物性抗菌エキスACE
ヨモギやチョウジなどの植物からとれるエキスのことです
1か月程度の保存ができるようになり
植物由来の防腐剤の中でも防腐力が高いです
1.2ヘキサンジオール
防腐剤としての役割のほかに保湿効果も期待できます
化粧水の中に2%ほど入れることで
1か月の保存が可能になります
またハーブの抽出時などにも使用することができ
多用されています!!
さいごに
自分に合った防腐剤はみつかりましたか??
自然由来のものであったり、低刺激のものもあったりと
自分の肌に合ったものがきっと見つかりますよ(*^_^*)
グリセリンを使った簡単手作りクレンジングオイルの作り方!!
化粧水を作ったから
今度はクレンジングオイルも作ってみたい!!
でも毎回新しい材料をそろえるのは
なかなか大変…
そこで化粧水を作るときに使う
グリセリンでクレンジングも作っちゃいましょう
クレンジングオイルの作り方
~材料~
お好みの植物油 100ml
グリセリン 5~10ml
~作り方~
清潔な容器に植物油を入れて
グリセリンを入れれば完成
植物油は1種類を使ってもいいし
好きなオイルをブレンドして
自分だけのオリジナルを作っても楽しいです(*^^)v
クレンジングオイルの使い方
クレンジングオイルは使用する前は2層に
分かれているのでしっかり振って混ぜ合わせてから
手に取って使います
クレンジングをするときにどうしても
擦って落としたくなってしまいますが
肌を傷つけてしまいますよ
優しくマッサージするようにくるくる
オイルをなじませてあげてください!!
だんだん化粧が取れて来たら
ティッシュなどで肌を抑えるようにして
オイルを取り除いてあげます
そのあと洗顔をするときれいに落ちて
お肌もさっぱりします♪
目元のメイクは落ちにくいものが多いですよね
「今日はしっかりメイクだな」と思った時は
まず目元にオイルを塗ってなじませてあげます(^^)
ある程度落ちたら他の部分の化粧も落としてあげます
すると取り残しもありません!!
グリセリンの効果
実際化粧は植物油だけでもある程度落とすことが出来ます
何も入れたくない・素材そのままで使用したという方は
オイルを手に出してくるくると
優しくなでるように落としてください
もしも化粧品が落としきれなかったとしても
洗顔で落とすことができるので大丈夫です
でもオイルだけってふき取っても
とてもベトベトしてしまうんですよね
顔に油塗ってますって感じです…
やっぱりちょっと気持ち悪いですよね
グリセリンを入れることでオイルのベトベト感が
軽減されるだけでなく、グリセリンの効果の
保湿も期待することが出来ます!!
手作りクレンジングで肌への負担はとても少なくなりますが
グリセリンを入れることでクレンジング後を
さっぱりしてくれて保湿もできるってとてもいいですよね(*^_^*)
これを使って綺麗な肌を維持していきたいですね♪
手作りクレンジングの作り方が知りたい!!混ぜるだけの基本レシピ
スキンケアの中でも肌に負担がかかりやすいクレンジング
そんなクレンジングも手作りしましょう!!
とっても簡単で混ぜるだけ(^^)
肌の調子が悪いな…って思っている方は
まずはクレンジングから見直してみるのが
美肌への第一歩です♪
クレンジングが大切な理由
スキンケアの中でも一番に見直してほしいのが
クレンジングです
クレンジングは化粧を落としてくれるだけでなく
汚れや皮脂など肌に不必要なものを一緒に取り除いてくれます
クレンジングや洗顔は落とすもの
その他の化粧水や乳液などのスキンケア商品は補うもの
このことだけでもスキンケア商品の中で
肌に負担がかかりやすいものだということがわかります
クレンジングの成分が自分の肌には刺激が強すぎたり
成分が弱くてしっかりとれず肌に残ってしまったり
化粧品が残っているからとゴシゴシと落としてしまえば
肌は汚れ傷つくばっかりです…
そんなクレンジングだからこそ
出来るだけ肌に負担がかからないものを
使用したいですよね!!
市販のものは何が入っているか全てはわかりません
使ってみないと自分の肌に合っているかもわからない
そこでクレンジングを手作りすれば
何が使用されているかもわかり
自分に合った材料を選ぶことが出来ます♡♡
クレンジングの作り方
~材料~
ポリソルベート80 5mlぐらい
オリーブオイルなどの植物油 20ml
~作り方~
1.ポリソルベート80とオイルを混ぜたら完成
ポリソルベート80は5mlから作ってみて
肌の調子に合わせて増やしてもいいですよ!!
お好みで好きなアロマの精油を入れると
素敵な香り付のクレンジングになります(*^_^*)
冷蔵庫で保管し1~2か月で使い切った方がいいです
ポリソルベート80とは
名前だけ聞くと肌に良くなさそう…
不審に思っていろいろ調べてみました
ポリソルベートはソルビトールというものが使用されています
これはブドウ糖を還元することでできる糖アルコールのことで
りんごやプラムなどのバラ科の植物に含まれているそうです!!
ポリソルベートは全部で4種類あります
その中でもポリソルベート80は
オレイン酸はオリーブオイルなどの植物油に
必ずと言っていいほど含まれています
ということで自然でも生成されているものを結合して
造られているので安全性が高いとわかりました!!
食品や化粧品にはよく使われていて
皆さんがよく口にするチョコレートやアイスクリームにも
含まれています!!
特徴としては、熱を与えなくても
水と油を乳化してくれるため
刺激が少なく肌にやさしい乳化剤です(*^^)v
成分を知って楽しく手作りしてくださいね♪
クレイ洗顔を手作りしたい!!どんなクレイがあるの??
前回クレイ洗顔の作り方をご紹介しました!!
今回はクレイの種類をご紹介していきたいと思います♪
クレイの種類は何があるの??
クレイには
○ モンモリロナイト
○ クチャ(マリンシルト)
○ カオリン
○ ガスール
などいろいろなものがあります
どのクレイが自分の肌に合っているか
特徴を見ていきたいと思います!!
それぞれのクレイの特徴
☆ モンモリロナイト
ベントナイトという鉱物を精製して純度を高めたものです
ベントナイトは化粧品の原料や医薬品などにも
使われている安全な成分です
特徴は肌の汚れやタンパク質、雑菌などを吸着し
固まりとして除去してくれます
クレイの中でも肌の汚れを一番とってくれると言われています
また、超微粒子のため表面の汚れだけでなく
毛穴の奥にある汚れも取り除いてくれます
肌も傷つけませんよ(^^)
ニキビが気になる方に特におすすめです!!
☆ クチャ(マリンシルト)
沖縄で取れます
海の中で蓄積された海シルトが地盤の隆起などで
地表面に出てきたもののことです
肌表面の細部まで洗うことが出来
身体にとても安全な成分です
また、イオン化合物が多く含まれていて吸着力が高く
不要物質をきれいに取り除いてくれます
皮膚アレルギーなども除去出来るそうです!!
泥独特のざらざら感がないため
パックとしても人気が高いです
低刺激なので敏感肌の方やアトピー体質の方でも
安心して使用できますよ♪
☆ カオリン
中国の高陵でとられる白土のことです
主な特徴は皮脂や水分を吸収することが出来
ボディパウダーやベビーパウダーなどにも使用されています
そして種類が多く色によっても効果が違います
ホワイト系やピンク系だと
敏感肌や乾燥肌、子どもたちにも使用でき
レッド系になると
オイリー肌や普通肌の方におすすめです!!
色が濃くなるにつれて作用が強くなるため
ホワイト系から使用して自分の肌に合ったものを
見つけてください
☆ ガスール
モロッコで採掘される粘土です
モロッコの女性は昔から美容に使っていました
顔だけでなく髪など全身に使うことが出来ますよ!!
カルシウムやマグネシウムが多く含まれていて
肌のきめを整えたりと肌調子がとてもよくなります
また、洗浄成分もしっかりしているので
ニキビが気になる方や肌をワントーン明るくしたい方
などにおすすめです
肌を洗浄しながら、保湿もしっかりしてくれますよ
さいごに
クレイにはたくさんの種類がありますので
自分に合ったものがみつかるといいですね(*^_^*)
作り方は、初めのリンクから飛んでくださいね!!
クレイ洗顔を手作りしてモチモチ・すべすべ肌を手に入れよう!!
クレイ洗顔とは⁇
使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか
洗顔料に使用されたているクレイはただの泥ではなく
ミネラル分を多く含んでいる「天然の粘土」です
天然の粘土なので、種類によって効果も違い
自分の肌に合ったものが見つかります(^^)
洗顔の種類もクリームタイプから固形石鹸タイプまで
幅広くありますよね♪
また、「泥パック」として使用することも可能です
クレイ洗顔の効果
○ 肌への負担が少ない
クレイ洗顔には、界面活性剤などの肌に負担がかかる
材料が使用されていません
そのため肌への刺激が少ないです
また、洗顔による皮脂の落としすぎもないため
バリア機能が失われず敏感肌の方でも
安心して使用できますよ!!
○ ミネラルが豊富で乾燥を防いでくれる
クレイにはミネラルが豊富に含まれています
ミネラルは水を含むと膜を作って
水分の蒸発をおさえてくれます
洗顔をしながら肌を守ってくれるので
とてもうれしいですよね(*^_^*)
○ クレンジングとして使用することが出来る
ナチュラルメイクならですが、
クレイ洗顔はメイクも落としてくれます
実は粘土の表面にはたくさんの穴が空いていて
この穴に油分が入り込みやすいためナチュラルメイクなら
落としてくれるそうです!!
クレイ洗顔の作り方
それではクレイ洗顔を作っていきたいと思います
~材料~
◇ 好きなクレイ 大さじ2
(モンモリロナイトやマリンシルトなど)
◇ グリセリン 大さじ1
◇ 精製水やフローラルウォーター 適量
~作り方~
1.グリセリンとクレイをガラス容器に入れ混ぜ合わせます
2.精製水をペースト状になるまで加えると完成
使用するときは、パックをするときのように肌にのせて
強くこすらないように洗い流してくださいね
それだけで十分きれいになります!!
注意
使う容器はガラス素材にしてください!!
プラスチックや金属だとクレイと反応して
浸食されてしまう可能性があります
作ったクレイ洗顔は1週間ほど保存できます
ガラスの密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管してください
さいごに
1度使用すると何度も使いたくなってしまいます♡
でも、毎日使うのは肌に負担がかかる原因にもなってしまうので
週に2~3回ほどがいいと思います(^^)
作るのめんどくさいなって時は
普段使っている洗顔料にクレイを3~5gほど
混ぜて洗顔してもいいですよ!!
自分の肌に合ったクレイを見つけて
一緒にもちもち・すべすべ肌を手に入れましょう♪
手作り洗顔石鹸を作ってみよう!!一番簡単な作り方をご紹介(^^)
今回は手作り洗顔石鹸について
書いていきたいと思います!!
手作り石鹸はとても人気がありますが
作るときには危険も多くあります
しっかりと理解して楽しく自分だけの
手作り洗顔石鹸を作ってください(*^^)v
手作り石鹸のいいところは??
市販で売っている石鹸には、添加物や不純物質など
なにが入っているか分かりませんよね…
でも手作りすれば、好きな材料で作ることができ
自分好みの無添加石鹸を作ることが出来ます♪
また作る過程で、化粧水などでよく使用されている
グリセリンも生成されるため肌の保湿力もあります
特にアレルギー体質の方や敏感肌の方は
市販の洗顔石鹸が肌に合わなかったという
経験はありませんか??
市販石鹸の刺激が強くてどうしても使えないという方も
手作り洗顔石鹸だったら安心して使用できますよ!!
洗顔石鹸の作り方
では基本的な作り方を紹介していきます!!
~材料~
◇ 苛性ソーダ 60g
◇ 植物性の油 500g
(オリーブオイルやココナッツオイルなど)
◇ 精製水 180ml
~作り方~
1.苛性ソーダ水溶液を作っていきます
耐熱容器に精製水を、紙コップなどに苛性ソーダを
計っておきます
2.精製水に少しずつ苛性ソーダを混ぜていきます
化学反応で水溶液が熱くなるので注意!!
残らず溶けきったら、氷水に耐熱容器を入れて
温度計を使って約40℃ぐらいになるまで冷やしていきます
3.使う油は苛性ソーダ水溶液と同じ温度になるように
お湯で温めておきます
4.油の中に苛性ソーダ水溶液をゆっくりと入れながら混ぜます
5.20分ほどゆっくり混ぜていきます
すると油と苛性ソーダが化学反応を起こして
だんだんと白っぽく鹸化していきます
6.これを2・3セット繰り返していくと
とろみがついて、跡が少し残るようになります
7.牛乳パックや好きな型に入れて24時間放置する
固まったら型から外して1~2か月
日陰の風通しの良いところで乾燥させると完成!!
注意
苛性ソーダは劇薬でとても危険なものだと理解してください
肌に着くとやけどをしたり、目に入ると失明する場合があります
水溶液を作るときには刺激臭がするので
必ずしっかりと換気をしてください吸ってはいけません!!
石鹸を作るときには、机の上に新聞をひいたりして
こぼれた苛性ソーダを触らなくても片づけられるように
しておいてください
マスクと手袋も必ず付けてくださいね
飛び散った時のことを考えると
ゴーグルなど目を守るものもあったらうれしいです
使用する容器も注意しておいてくださいね
耐熱容器や苛性ソーダと化学反応を起こさないものを
使用してください
さいごに
作るのはとっても簡単です(*^_^*)
分からないことがあれば調べたり
作ったことのある方に聞いたりしてから
作るようにしてくださいね!!
作るのは実験をしているようでとても楽しいです
安全に楽しくオリジナルの洗顔石鹸を作ってください♪
エタノールを使った化粧水を手作りしよう!!エタノールの効果は??
今まで基本の簡単化粧水と
基本のものにプラスで尿素が入った
手作り化粧水を紹介してきました!!
気になる方はこちらから↓↓
今回はエタノールの入った化粧水を手作り
していきたいと思います♪
エタノールとは⁇
エタノールは、アルコールの一種です
よく化粧水に配合されています
消毒液などを思い浮かべていただければ
納得していただけると思いますが
「殺菌」や「抗菌」作用があります
また、蒸発しやすいため「揮発性」もあります
化粧水にいれたエタノールの効果は
エタノールを化粧水に入れることで
1.さっぱりとする
2.殺菌・抗菌・防腐効果が期待できる
3.アロマオイルなどの油分と混ぜ合わせるときに
手助けしてくれる
などいろいろな効果が期待できます
グリセリンはとろりとしています
保湿性にはとても優れているのですが
肌にのせたときにべたっとしてしまいます
そこでエタノールの揮発性を利用すると
さっぱりとした使い心地になるんです!!
また、皮脂のべたつきも抑えられます
手作りの場合は防腐剤を入れていないので
短期間に使い切らなければいけないのですが
エタノールには殺菌・抗菌作用があるので
細菌の繁殖を抑えてくれて
長い期間の保存が可能になります(*^^)v
(1週間以内のものだと3週間になったりします)
油分と水分は混ざりにくいですよね
そこでエタノールを使用すると
化粧水とオイルなどが混ざり合うのを手助けしてくれます
エタノールが不向きな肌質
普通肌やオイリー肌の場合は
たくさんの効果が期待できます
しかし、乾燥肌や敏感肌の方がしようすると
乾燥したり、ヒリヒリしたりと肌に刺激を感じます
これはエタノールの揮発性が影響しています
エタノールが蒸発する際に
水分も少なからず一緒に蒸発していきます
そのせいで乾燥が悪化してしまったり
刺激に耐えれなかったりと肌の負担になってしまいます(・_・;)
まずは肌の見えない部分でパッチテストを行ってから
異常がなければ使用するようにしてください!!
化粧水の作り方
それではエタノール入りの化粧水を作っていきたいと思います
~材料~
◇ 精製水 100ml
◇ 無水エタノール 5ml
◇ グリセリン 5ml
~作り方~
2.1でできたものを精製水に入れよく溶かすと完成!!
さいごに
エタノールには
希釈したものになりますので元は同じものです!!
家に消毒用のがあればそちらを使っても
作ることができますよ(^^)
購入する場合は無水エタノールの方が断然お得です